テナントNEXTが2026年9月に確認した開店・閉店のニュースを、業種別に集計しました。対象は、9月に新しく開店した(する)店と、閉店した(する)店で、閉店686件・開店1,471件です。移転は、移転元の閉店と移転先の開店として、それぞれに含めています。リニューアル、期間限定営業、一時休業・改装休業などは除いています。このうち業種が付いたのは、閉店673件・開店1,399件です。
結論:リユース・ジム・ドラッグストアは開店が多く、パチンコは閉店が多い。閉店の74%は個人店
確認できた記事では、買取・リユース・フィットネスジム・ドラッグストアは開店の割合が閉店の割合より大きく(指数 5.1・4.8・3.4)、パチンコ・スロットは閉店14件に対して新規開店は確認できませんでした(指数 0.0)。また、閉店した店の74%は個人店で、チェーン店は26%でした(開店は個人店64%・チェーン36%)。
開店・閉店が多かった業態 TOP5
件数の多い順です。%は、業種が分かった記事(開店1,399件・閉店673件)に対する割合です。「その他」「雑貨・生活用品」は除いています。
| 順位 | 開店が多かった業態 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 定食・レストラン | 169件 | 12% |
| 2 | スイーツ・軽食 | 123件 | 9% |
| 3 | 居酒屋・バー | 111件 | 8% |
| 4 | カフェ・喫茶 | 108件 | 8% |
| 5 | ラーメン・そば・うどん | 101件 | 7% |
| 順位 | 閉店が多かった業態 | 件数 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | 定食・レストラン | 86件 | 13% |
| 2 | スイーツ・軽食 | 58件 | 9% |
| 3 | ラーメン・そば・うどん | 44件 | 7% |
| 4 | カフェ・喫茶 | 29件 | 4% |
| 5 | ファッション・衣料品 | 27件 | 4% |
開店寄り・閉店寄りの業態(指数)
指数は「その業態が開店全体に占める割合 ÷ 閉店全体に占める割合」です。平均は1.0で、高いほど開店の割合が大きく閉店の割合が小さい、低いほど閉店の割合が大きい業態です。開店と閉店の合計が15件に満たない業態(閉店が10件以上ある業態は載せています。カラオケ・ゲームセンター・家電量販店など)は、数字がぶれるため載せていません。
| 開店寄りの業態 | 指数 | 開店 | 閉店 |
|---|---|---|---|
| 買取・リユース | 5.1 | 21件 | 2件 |
| フィットネスジム | 4.8 | 20件 | 2件 |
| ドラッグストア | 3.4 | 50件 | 7件 |
| 回転寿司・寿司 | 3.4 | 14件 | 2件 |
| 居酒屋・バー | 2.4 | 111件 | 22件 |
| ファストフード | 2.3 | 47件 | 10件 |
| カフェ・喫茶 | 1.8 | 108件 | 29件 |
| 焼肉・韓国料理 | 1.4 | 32件 | 11件 |
| 閉店寄りの業態 | 指数 | 開店 | 閉店 |
|---|---|---|---|
| パチンコ・スロット | 0.0 | 0件 | 14件 |
| コンビニ | 0.3 | 8件 | 11件 |
| 惣菜・弁当 | 0.7 | 28件 | 20件 |
定食・レストラン(0.9)、スーパー(1.0)、スイーツ・軽食(1.0)、ラーメン・そば・うどん(1.1)は1.0前後で、平均並みです。
大分類の割合(詳しいデータ)
| 大分類 | 閉店(件) | 閉店(割合) | 開店(件) | 開店(割合) |
|---|---|---|---|---|
| 飲食 | 372 | 55% | 905 | 65% |
| 小型物販 | 183 | 27% | 231 | 17% |
| 中型物販 | 47 | 7% | 147 | 11% |
| 大型サービス | 41 | 6% | 46 | 3% |
| 小型サービス | 16 | 2% | 26 | 2% |
| 大型物販 | 8 | 1% | 21 | 2% |
| 美容系 | 6 | 1% | 23 | 2% |
| 合計(業種が付いた記事) | 673 | 100% | 1,399 | 100% |
業種が付かない記事(閉店13件、開店72件)は含めていません。割合は小数点以下を四捨五入しています。
飲食の内訳:閉店は定食・レストラン、開店はカフェと居酒屋も多い
飲食の閉店では、定食・レストランが86件(飲食の閉店の23%)で最多でした。開店は、定食・レストラン169件、スイーツ・軽食118件、居酒屋・バー111件、カフェ・喫茶108件が多くなっています(「その他飲食」を除く)。
| 飲食の業態 | 閉店(件) | 閉店(割合) | 開店(件) | 開店(割合) |
|---|---|---|---|---|
| その他飲食 | 85 | 23% | 173 | 19% |
| 定食・レストラン | 86 | 23% | 169 | 19% |
| スイーツ・軽食 | 58 | 16% | 118 | 13% |
| ラーメン・そば・うどん | 44 | 12% | 101 | 11% |
| カフェ・喫茶 | 29 | 8% | 108 | 12% |
| 居酒屋・バー | 22 | 6% | 111 | 12% |
| ファストフード | 10 | 3% | 47 | 5% |
| 惣菜・弁当 | 20 | 5% | 28 | 3% |
| その他(少数の業態) | 18 | 5% | 50 | 6% |
| 飲食の業態合計 | 372 | 100% | 905 | 100% |
割合は、閉店なら閉店の飲食372件の中での割合、開店なら開店の飲食905件の中での割合です。開店と閉店の件数そのものは比べられません(後述)。
物販の内訳:閉店はスーパー、開店はドラッグストア
中型物販は、閉店47件・開店147件です。閉店ではスーパー(21件)、開店ではドラッグストア(50件)とスーパー(43件)が中心でした。買取・リユース専門店は開店21件です。
| 中型物販 | 閉店(件) | 閉店(割合) | 開店(件) | 開店(割合) |
|---|---|---|---|---|
| スーパー | 21 | 45% | 40 | 27% |
| ドラッグストア | 7 | 15% | 50 | 34% |
| 雑貨・生活用品 | 11 | 23% | 16 | 11% |
| 買取・リユース | 2 | 4% | 21 | 14% |
| ファッション・衣料品 | 4 | 9% | 15 | 10% |
| その他小売 | 2 | 4% | 4 | 3% |
| アニメ・ホビー | 0 | 0% | 1 | 1% |
| 中型物販合計 | 47 | 100% | 147 | 100% |
小型物販は、閉店183件・開店231件です。内訳は、その他小売(閉店109件・開店114件)、雑貨・生活用品(閉店35件・開店54件)、ファッション・衣料品(閉店23件・開店35件)、コンビニ(閉店11件・開店8件)の順でした。大型物販は閉店8件・開店21件で、ホームセンターの開店6件、ディスカウントストア・量販店の開店4件、家電量販店の開店7件などです。
サービス・美容系:閉店はパチンコ、開店はフィットネス
大型サービスは閉店41件・開店46件です。パチンコ・スロットは閉店14件に対し、新規開店は確認できませんでした(リニューアルは別に3件)。フィットネスジムは、小型のジムを含めると開店20件・閉店2件でした。
| 大型サービス | 閉店(件) | 閉店(割合) | 開店(件) | 開店(割合) |
|---|---|---|---|---|
| その他レジャー | 10 | 24% | 16 | 35% |
| フィットネスジム | 2 | 5% | 16 | 35% |
| パチンコ・スロット | 14 | 34% | 0 | 0% |
| ゲームセンター・アミューズメント | 5 | 12% | 6 | 13% |
| カラオケ | 5 | 12% | 2 | 4% |
| 商業施設・複合施設全体 | 1 | 2% | 3 | 7% |
| 公園・レジャー施設 | 2 | 5% | 1 | 2% |
| スポーツ施設・ゴルフ場 | 0 | 0% | 2 | 4% |
| その他(少数の業態) | 2 | 5% | 0 | 0% |
| 大型サービス合計 | 41 | 100% | 46 | 100% |
美容系は閉店6件・開店23件で、美容室・理容室が開店8件、その他美容・健康が開店5件、ネイルサロンが開店3件でした。小型サービスは閉店16件・開店26件です。
数字の読み方と断り書き
集計日:2026年10月18日。この後に記事が追加・訂正されると、数字は少し動きます。
- 出どころ:この数字は、テナントNEXTが確認した記事の集計です。全国の開店・閉店の統計ではありません。
- 数えたもの:開店は新規開店のほか、移転先での開店を含みます。リニューアル、増床、期間限定営業、ポップアップなどは数えていません。閉店は、閉店・営業終了と読み取れる記事で、移転元の閉店を含みます。一時休業・改装休業は数えていません。
- 件数の比べ方:当サイトが確認できる記事は開店のほうが多く、閉店は確認できていないものが多くあります。そのため、開店と閉店の件数そのものは比べず、「開店の中での割合」と「閉店の中での割合」を比べています。指数もこの割合どうしの比で、実際の増減を表すものではありません。
- 業種の数え方:業態の分け方は、店名と記事の内容にもとづきます。10月18日に、パチンコ・スロットに入っていたボウリング・雀荘・銭湯・ゲームセンターなどと、コンビニに入っていたファストフード・小型スーパーを、正しい業態に振り分け直しました。
- 合算のしかた:TOP5・指数では、同じ名前の業態は大分類をまたいで合算しています(例:スーパー、フィットネスジム)。「詳しいデータ」は大分類ごとの集計のため、数字が一致しない場合があります。
- 「その他」:「その他飲食」「その他小売」は、店名や記事から業態を特定できなかった店です。TOP5・指数には入れていません。「雑貨・生活用品」も受け皿の分類のため、TOP5・指数には入れていません。
- チェーン率:個人店・チェーン店の割合は、サイト上の区分にもとづく、業種が分かった記事での集計です。
- 大分類の区切り:中型・大型・小型は、店舗面積ではなく業態で決めています。
© テナントNEXT 本記事・画像の無断転載・複製・自動転載を禁じます。